OYAKATA-CHO GUIDE
出面帳とは、職人が現場に出た日=「出面(でづら)」を記録しておく帳面のことです。「でめんちょう」と読む地域・会社もあります。大工・鳶・足場・塗装・内装・左官・電気工事など、業種を問わず建設業全般で使われてきた、給金と請求の土台になる記録です。
一人親方にとって出面帳は単なる出勤メモではありません。月末に元請けへ出す請求書の根拠であり、確定申告のときには売上の証拠にもなります。
出面とセットで必ず出てくるのが「人工(にんく)」です。
| 用語 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 出面 | でづら / でめん | 現場に出た日・出勤の記録 |
| 人工 | にんく | 1人が1日働く労働量の単位 |
| 常用 | じょうよう | 人工×単価で支払われる日当ベースの契約 |
| 請け | うけ | 工事一式いくらの請負契約 |
常用の場合、支払額 = 人工数 × 人工単価。1日フルに働けば1人工、半日なら半人工(0.5人工)、残業込みで1.5人工と数える現場もあります。例えば単価23,000円で月に18人工なら、23,000×18=414,000円が請求のベースです。
月末にまとめて思い出すのが一番危険です。「あの水曜は出たか?」が曖昧になると、請求漏れ=タダ働きに直結します。カレンダー形式で、現場名と人工数だけでもその日のうちに記録しましょう。
複数の元請けを掛け持ちする一人親方は、現場ごとに単価が違うのが普通です。「どの現場に・何人工・単価いくら」をセットで残しておくと、月末の請求書が現場ごとに正確に切れます。
請求の対象期間は元請けの締め日(月末締め・20日締め・25日締めなど)で決まります。締め日をまたいだ出面がどちらの請求に入るのかを間違えると、入金がひと月ずれることもあります。
| 方法 | 強み | 弱点 |
|---|---|---|
| 手書きの手帳 | 現場で速い・慣れている | 月末の集計と請求書への転記が手作業。ミス・紛失リスク |
| エクセル | 集計は自動化できる | スマホで入力しづらい。請求書・源泉徴収は自作が必要 |
| 出面帳アプリ | 出面をつけた瞬間に人工代を自動計算。そのまま請求書PDFに | スマホ操作に慣れが必要 |
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出面帳アプリ「親方帳」は、カレンダーに出面をつけるだけで人工代を自動計算し、月末はワンタップで請求書PDF(源泉徴収・インボイス対応)になります。経費はレシートを撮るだけでAIが記帳し、確定申告用の集計まで一気通貫。手帳からの転記作業がまるごと消えます。
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「でづらちょう」。地域によっては「でめんちょう」とも読みます。
出面は「出た日の記録」、人工は「1人1日分の労働量の単位」。人工数×単価が常用の支払額になります。
ダメではありませんが、月末の集計・転記でミスが起きやすく、請求漏れの原因になります。アプリなら記録=集計です。