OYAKATA-CHO GUIDE

出面帳とは?読み方・付け方・人工計算までわかる基本ガイド

一人親方・職人向け | 更新: 2026-07-10

出面帳(でづらちょう)とは

出面帳とは、職人が現場に出た日=「出面(でづら)」を記録しておく帳面のことです。「でめんちょう」と読む地域・会社もあります。大工・鳶・足場・塗装・内装・左官・電気工事など、業種を問わず建設業全般で使われてきた、給金と請求の土台になる記録です。

一人親方にとって出面帳は単なる出勤メモではありません。月末に元請けへ出す請求書の根拠であり、確定申告のときには売上の証拠にもなります。

出面と人工(にんく)の関係

出面とセットで必ず出てくるのが「人工(にんく)」です。

用語読み意味
出面でづら / でめん現場に出た日・出勤の記録
人工にんく1人が1日働く労働量の単位
常用じょうよう人工×単価で支払われる日当ベースの契約
請けうけ工事一式いくらの請負契約

常用の場合、支払額 = 人工数 × 人工単価。1日フルに働けば1人工、半日なら半人工(0.5人工)、残業込みで1.5人工と数える現場もあります。例えば単価23,000円で月に18人工なら、23,000×18=414,000円が請求のベースです。

出面帳の付け方(3つのコツ)

① その日のうちにつける

月末にまとめて思い出すのが一番危険です。「あの水曜は出たか?」が曖昧になると、請求漏れ=タダ働きに直結します。カレンダー形式で、現場名と人工数だけでもその日のうちに記録しましょう。

② 現場(元請け)ごとに単価を分けて書く

複数の元請けを掛け持ちする一人親方は、現場ごとに単価が違うのが普通です。「どの現場に・何人工・単価いくら」をセットで残しておくと、月末の請求書が現場ごとに正確に切れます。

③ 締め日を意識する

請求の対象期間は元請けの締め日(月末締め・20日締め・25日締めなど)で決まります。締め日をまたいだ出面がどちらの請求に入るのかを間違えると、入金がひと月ずれることもあります。

手書き・エクセル・アプリの比較

方法強み弱点
手書きの手帳現場で速い・慣れている月末の集計と請求書への転記が手作業。ミス・紛失リスク
エクセル集計は自動化できるスマホで入力しづらい。請求書・源泉徴収は自作が必要
出面帳アプリ出面をつけた瞬間に人工代を自動計算。そのまま請求書PDFにスマホ操作に慣れが必要

【PR】どうしても紙で管理したい方には、日本法令の建設業向け 出勤簿兼法定福利費計算表セット(楽天市場)のような専用帳票もあります。ただし月末の集計・請求書への転記は手作業のままです。

出面帳からそのまま請求書・確定申告へ

出面帳アプリ「親方帳」は、カレンダーに出面をつけるだけで人工代を自動計算し、月末はワンタップで請求書PDF(源泉徴収・インボイス対応)になります。経費はレシートを撮るだけでAIが記帳し、確定申告用の集計まで一気通貫。手帳からの転記作業がまるごと消えます。

親方帳を試してみる(無料)

iOSアプリはApp Storeで近日公開。Web版はブラウザですぐ試せます。

よくある質問

Q. 出面帳の読み方は?

「でづらちょう」。地域によっては「でめんちょう」とも読みます。

Q. 出面と人工の違いは?

出面は「出た日の記録」、人工は「1人1日分の労働量の単位」。人工数×単価が常用の支払額になります。

Q. 手書きの出面帳ではダメ?

ダメではありませんが、月末の集計・転記でミスが起きやすく、請求漏れの原因になります。アプリなら記録=集計です。